WHO(世界保健機関)ガイドライン日本語verの内部デザイン及び段組・校正を担当させていただきました。
※表紙デザイン: arcaさん

日本語ver.「ユースフレンドリーなヘルス・サービスの実現 – 青少年にやさしいヘルス・サービスのための国家品質基準の開発」

English ver.「Making health services adolescent friendly: developing national quality standards for adolescent friendly health services.(https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/75217/9789241503594_eng.pdf)

今後、ユース向けの医療サービスに関する教育プログラムで活用予定と伺っておりますので、医療サービスや教育、育成に関わる方でガイドラインを手に取る機会がある方がおられましたら、どうぞよろしくお願いします。

ユースヘルスケア・メンタルケアの現場において、各施設・担当者による対応のばらつきや、相談者の態度や格好、見た目等によっては適切なケアがされず、最悪の場合二次被害に繋がってしまう…そんな、心の痛むニュースや体験談を見聞きする度に自分の体験と重なるところもあり、怒りと憤りを感じ、疑問を抱くことも多かったのですが、何もできずにいたので、今回このプロジェクトのお話をいただき、制作という形で行動に移せたことが本当にとても嬉しかったです。
全ての相談者に科学的根拠にもとづいた適切なケアが行き渡る環境整備、担当者教育、専門家につなげるシステムの構築が実現されるように、今後も協力させていただきたいと思っています。
先日行われた東京都ユースクリニック立ち上げの打ち合わせでもご活用いただき、行政含め多くの方に活用いただける指針の制作に関わらせていただき、貴重な経験、素敵な方々との出会いにも感謝しています。

ーーーガイドラインよりーーー
『ユースフレンドリーなヘルス・サービスの実現』は、青少年が自らの健康と幸福を守り、向上させるために必要なヘルス・サービス(性と生殖に関するヘルス・サービスを含む)を受けやすいようにするための公衆衛生上の根拠を示すものである。この出版物は、国の公衆衛生プログラム・マネージャーと、それらの仕事を支える組織に属する個人を対象としている。その焦点は政府機関で働くマネージャーにあるが、非政府組織(NGO) や営利部門で働くマネージャーにも同様に関連したものである。
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