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Proximity
近接
近接の原則とは
近接の法則とは、関係のある要素を近づけ、関係の薄い情報同士は遠ざけるという原則です。
「これは離れてるからあんまり関係ないなぁ」とか、「近くにあるからこれは関係があるんだなぁ。」とか・・・
関連する情報を近づけることで、デザインをグループ化することになります。
ページの構造と内容について手がかりを見る人(ユーザー)に与えることができるので、ユーザービリティにひと役かうことができます。
つまり「関連性のあるものは近づけて、そうでないものは遠ざけてレイアウトする」ということ。
関連性の強いものを遠ざけてしまうと、ユーザーはそれらの関連性が低いと判断して間違った箇所を読んだり、
クリックしたりしていまいます。
関連性の強いものは極力近づけて、関連性の弱いものは思いっきりスペースを空けてデザインしてみましょう。
こうすると似た者同士の集まり(グループ)が生まれ、意味のある余白も生まれ、人に読んでもらいやすいデザインになります。
近接の使い方
- これからデザインしようとしている題材について、内容をよく理解する。
- その上で、関連する要素はどれとどれか?を考える。
- 関連する要素を近づけてグループ化する。
- 「位置」以外にも、サイズ・色・書体などを近づけてグループ化する。
- グループは沢山作りすぎないようにする。
- 空白が均等にならないようにする。
- 読者が迷わないことを意識する。